PowerMacintosh8600/250のパワーアップ
（ビデオカードの増設編）TwinTurbo128 4MB
CD-R/RW＆DVD-ROMドライブ増設編でも述べていますが、TwinTurbo128 4MBは、2001年7月にCD-R/RWとDVD-ROMドライブを購入した時に一緒に買ったものです。
当時PowerMac8600/250のCPUをG3/400MHzにアップグレードしてあったにも関わらず、InternetExplorer5のウィンドウ左側にある「お気に入り」や」「履歴」などのタブの出し入れ（表示/非表示）がG3 B/Wのように「スパッ」といかずに「ガタガタ」と出し入れされることにストレスを感じていたので、ビデオカードの導入を考えてました。
ですから、イケショップのレジの前に置いてあったバルク品のビデオカードは6,800円という微妙な値段もあって、見た瞬間に食指を動かされるものでした。
ただ問題はドライバです。TwinTurbo128 4MBの製造元のixMicroは、その時すでに倒産していましたので、メーカーのホームページからドライバが入手できない可能性が大です。
従って「TwinTurbo128はPowerMac9600の標準装備のビデオカードなので、システムのインストール時に標準ドライバとしてインストールされる、というようなことを雑誌のシステムファイルの解説記事で読んだ気がする」というあやふやな記憶だけでは購入に踏み切れません。
そこで店員さんに相談してみたところ、店のデモマシン（G3 B&W）でドライバ無しでもカードを認識し、（遅いながらも）ディスプレイに表示が出来るかどうかを、わざわざで確認してくれましたので、思い切って買うことにしました。
家に帰って早速TwinTurbo128 4MBを装着し、OSを新規インストールしてみましたが、インストーラのMacIDチェックで「このMacはPowerMacintosh9600ではない」と弾かれたのか、ドライバがインストールされず、画面の描画速度は速くなりません。
しかし、幸運にも海外のサイトでixMicroのドライバをダウンロードできるサイトがあったので、そこから最新版を入手。その結果、期待通りにInternetExplorer5の「お気に入り」や「履歴」などのタブの出し入れ時の表示や画面のスクロール速度が目に見えて早くなりました。
現在は、DVD再生のためにグラフィックカードをATIのXclam VR 128に交換し、売却したため、手元にはありません。